あんにょん!えくぼです。
突然ですが、みなさんは「人生の沼(転機)」にいつ落ちましたか?
私はこれまでの人生で、二度、大きなK-POPの沼に落ちています。
一度目は、まるで嵐のように激しく。
そして二度目(イマココ!)は、全員が愛おしくて選べないという幸せな悩みの中で。
今日は、今の私になる前のお話。
ビジネスを失った私が、ある日突然「野獣」に恋をして、そして自分の中で「ひとつの区切り(ミッション完了)」をつけるまでの記録をお届けします。
※今回の記事では、あえてグループ名や個人名は伏せてお届けします。(長年のファンの方なら、きっとピンとくるはず…笑)
すべてを失った日、ビジネスセミナーでの「予期せぬ出会い」
時計の針を少し戻しましょう。
かつての私は、海外を飛び回るセレクトショップのオーナーバイヤーでした。
しかし、震災などの不可抗力があり、大切にしていたお店を閉店することに。
毎日忙しく働いていた私が、突然「何もない日々」をもてあますことになったのです。
心にぽっかり穴が空いたような喪失感。
「何か新しいビジネスのヒントがないかな?」
そんな思いで参加したビジネスセミナーで、ある知人と出会いました。
その方がたまたま、熱烈なK-POPオタクだったのです。
「SATC」派の私が、韓国ドラマ?
当時の私は、『Sex and the City』や『アリー my Love』など、アメリカドラマを見尽くしていた洋画派。
「韓国ドラマ? 冬のソナタ的な?」
正直、最初はそんな認識でした。
でも、勧められるがままにある有名な芸術高校を舞台にしたドラマを見始めた瞬間、雷に打たれました。
「な、なんだこの魅力的な人は…!!」
ドラマに出ていた彼に一目惚れ。
調べてみると、彼は「野獣」と呼ばれるアイドルグループの一員でした。
ビジネスの種を探しに行ったはずが、私はまんまと「第1の沼」を見つけて帰ってきたのです。
「旅行×コンサート=一石二鳥!」元バイヤー、海を渡る

仕事の買い付けも、推しの海外コンも。パスポートとチケットを握りしめて飛び回っていた、あの頃の熱狂をイメージしてみました。[Image by AI]
人生で初めて「アイドル」という存在にハマった私。
日本のアイドルと違って、韓国のアイドルはファンとの距離が驚くほど近い!
その新世界に、私はのめり込んでいきました。
元バイヤーとして海外慣れしていたこともあり、フットワークの軽さは健在です。
「北海道、福岡、名古屋、大阪……飛行機でひとっ飛びでしょ!」
「海外コン? 旅行もできてライブも見れるなんて、一石二鳥じゃん!」
そんな調子で、日本中、そして韓国のカムバックイベントや海外公演へ飛び回る日々。
周囲の友達には「え? どうしてそんなに急に?」と呆れられましたが、私にとっては毎日がキラキラと輝いていました。
「認知」という名の喜びと、のちの足枷
そんな風に足繁く通っていれば、自然とアイドル側も顔を覚えてくれるもの。
ハイタッチ会やイベントで「あ!」という顔をされたり、コミュニケーションが取れたり。
推し友も増え、私の第1次推し活は「これ以上ない!」と言えるほど充実していました。
……そう、この時はまだ、その「認知」が後に自分を苦しめることになるとは知らずに。
なぜ、熱狂的なファンは「ペン卒」するのか?
永遠に続くと思われた夢の時間。
しかし、長く推していれば、少しずつ「綻び」が見えてくるものです。
一般的に、ファンが離れる理由っていろいろありますよね。
- 度重なる集金イベントに疲れたから?(お財布事情は大事…)
- 運営の対応が悪かったから?
- ファンダム(ファン同士)の人間関係に疲れたから?
- 兵役中の空白期間に、現場がなくて冷めてしまったから?(いわゆる「他グルへの浮気」)
私の周りでも、こういった理由で静かに去っていく友達がいました。
でも、私の場合は違ったんです。
お金も時間もかける覚悟はありました。兵役だって待てました。
私がどうしても飲み込めなかったのは、
「公開恋愛」という現実でした。
私の美学が崩れた日
もちろんアイドルも人間です。恋愛はしていい。
でも、「夢を売る仕事」なら、頼むから墓場まで隠し通してほしい。
それが、私のオタクとしての美学でした。
さらに、ファンの間で囁かれていた「答え合わせ」のような出来事が、私の心を冷ましていきました。
信じるか信じないかはあなた次第ですが…
例えば、ある時のファンミーティング。
これはあくまで私が感じた「違和感」ですが……。
会場には、ファンからのプレゼント受け取りは禁止というルールがありました。
それなのに、イベントの最後に彼が持っていた花束。
それは、客席にいた「ある女性」が持っていたものと同じに見えたのです。
しかもその女性は、日本のドーム公演にも招待されていたという噂があったり……。
「まさかね?」
そう思おうとしましたが、その後も変装なしでのデート目撃情報などが続き、私の心の中の「アイドルとしての彼」は少しずつ色あせていきました。
なぜ、私は前のソウルコンに行けなかったのか

決定打となった「あの街」での出来事。美しい景色ですが、私にとっては夢から覚めた瞬間でした。[Image by AI]
決定打となったのは、パリのエッフェル塔前でのプロポーズ疑惑(カメラマンが誤ってUPしたという説のアレです)。
そして、それを一度否定したのちの「結婚発表」。
実は、彼らが除隊後に開催したソウルコンサート、私は参加しませんでした。
推し友からは「なんで来ないの?」と言われました。
グループとしては大好きだし、他のメンバーのソロ活には顔を出していました。
でも、行けなかったんです。
「どの顔をして、彼に会えばいいの?」
彼も、他のメンバーも、私が「彼の熱烈なファン」だと知っている(はず)。
ファンの間でも「あの人は〇〇ペン」と知られている。
そんな私が、この状況で会場に行って、一体「何色のペンライト」を振ればいいんでしょうか?
彼への失望感と、周囲の視線、そして「かつての熱量」を持てない自分。
そんな葛藤があり、私はそのチケットを取ることができませんでした。
「ミッション完了!」そして新たなステージへ
今の私の感情は、怒りでも悲しみでもなく、凪のような「無」。
呆れを通り越して、逆に清々しいくらいです。
でも、誤解しないでほしいのは、グループ(彼ら)のことは今でも大好きで、別格の存在だということ。
一緒に走り抜けた歴史や、そこで出会った友達は私の宝物だから。
「卒業」なんてできません。
ただ、彼(推し)に対する私の激しい推し活は、ここで一旦「ミッション完了!」。
こう思えるのは、彼のおかげでもあります。
彼には、言葉では表せないほどの、数えきれないくらいの素晴らしい思い出をもらいました。
一生分と言ってもいいくらいの、たくさんの幸せと楽しい時間。
本当に夢のようなファンサをいっぱい受け取ったからこそ、私の心はもう十分に満たされているんです。
「あんなに楽しかったんだから、そりゃ満足だよね」
そう笑って振り返れるくらい、私は恵まれた推し活をさせてもらいました。
だからこそ、これ以上を求めることなく、ここで綺麗に区切りをつけられるのだと思います。
この春、日本で開催される完全体コンサートには行きます。
これは未練ではなく、私の中でのけじめ。
言葉には出さなくても、そんな感謝の気持ちを伝えるために。
そして……。
「もう二度と、あんな風に誰かに熱狂することはないだろうな」
そう思っていました。この時までは。
そんな私の思い込みを軽々と打ち砕き、人生にまさかの「第2章」をもたらした運命の存在。
私の新しい光、&TEAM
そんな濃厚な第1章を経て、今、私が夢中になっているのが&TEAMです。
よく「誰ペンですか?」と聞かれるのですが、正直に言います。
決められません!!!(笑)
強いて言えば、誠実で努力家なFUMAくんが頭一つ飛び出ているかな?という感じですが、
ニコラスくんの情熱も、Kくんのカリスマ性も、JOくんの美しさも、EJくんの優しさも、HARUAくんの可愛さも、YUMAくんのスキルも、TAKIくんの成長も、MAKIくんの才能も……。
あぁ、もう全員が素敵すぎて!!
今は誰か一人に絞るのではなく、「個性豊かな9人全員を愛でる箱推し」として、毎日幸せをもらっています。
傷ついた過去があるからこそ見つけた、平和で温かい愛し方。
次回は、そんな私がどうやってこの「第2の沼」に落ちたのか、その運命の瞬間をお話ししますね。
(第2話「閉ざした扉が再び開く! 運命の『第2章』」へ続く!)

