先日、人生でトップクラスに焦った事件があったんです。
仕事から帰って、夕飯作りながら「さーそろそろ食べれるかな」なんて思ってたところ。ベランダの空気吸いたくて窓を開けたの。
そしたら。
胸に、バンッ!!
は? は? 何? ってなって、胸元見ても何もいないから「あれ、外に出たのかな」と窓閉めようとしたら――部屋の中でバサバサバサッ。
え、ちょっと待って、まさか……見たら、トンボ。
私、実は虫が本当に苦手で・・・ だからこそ引っ越すときは、わざわざ内玄関の、ちょっと高めのお部屋を選んでる。 虫、入ってこないようにって対策のつもりで。
でも、彼はそれすら打ち破って入ってきたんです。
もう「ぎゃーーーー」です。
虫が苦手な人の本気の装備として、テニスラケット型の対策ラケットもちゃんと持ってるんだけど。 さすがにあれは大きな彼に使うもんじゃないなと思って、今回は封印。
代わりに、頭だけは動いて、出来上がってた夕飯をとりあえずレンジに避難させて、ビニール傘を広げて構えた。透明だから視界は確保しつつ、自分に直接当たらない距離が作れるのがビニール傘のいいところ。それを盾に、玄関開けて、部屋の電気 キッチンの電気と順番に消していって明るいところへ誘導するつもりで
「出ろーーーー!!」
……びくともしない。
しばらく格闘したけど本当に全然動かなくて、さすがに疲れて諦めたの。 といいつつ本当はそれより食欲が勝ったみたいww
まあ悪いことしないし、バタバタ飛び回っているわけでもなかったので、我慢がまん。レンジから夕飯出して、キッチンの隅でこそこそご飯食べたTT
この時の食事だけはあまり味がしなかったかも
それでも一向に動く気配なくて、YouTube見たりPCでメールチェックしたりしてたら――
いきなり「バサバサッ!」
傘構えて待機してた私、ベランダのカーテン開けて窓開けて再挑戦。でも彼、カーテンレールの上で暴れるだけ。外の空気感じてるはずなのに出ない出ない。
カーテンレールから抜け出たと思ったら、今度は部屋の電気の上でバタバタ。音が止んだから「もしかしてベランダから出た?」と思ってまたPCいじってたら
また「ばさばさーーー、ぶーーん」
今度はキッチンに突入。もうこれはと部屋のドア閉めて玄関開けて、またビニール傘構えて格闘。いなくなった?と思って玄関見に行ったら――
目の前に吊るしてあるエコバッグに、堂々と着地してた。
「ぎゃあああああああああ」
ここでやっと、傘でちょんちょんして、なんとか外へ送り出すことに成功。もうへとへとで安心してベッドに・・・
……でも、この話はこれで終わらなかったんです。
翌朝、おそるおそる玄関のドア開けてホール見たら――壁にペタッ。
うわ、まだいる。 ごめんね、でも仕事行かなきゃだから、と横をすり抜けて、階段ホールの窓開けて脱出ルート作ってから出勤。
お仕事から帰ってきて、おそるおそる階段上って見てみたらホールからもいなくなってたので、多分無事にお外へ。
あーーーーーーーーー 良かった良かった
一件落着したあとに調べたら、トンボって幸運の前触れとか、前にしか進まない(退かない)虫だから物事の好転を意味するとか、あとお盆の時期なんかは亡くなった人の魂が姿を借りて会いに来るとも言われてるらしい。
格闘してる最中、実はふと「これ、ご先祖様か誰かが様子見に来てくれたのかな」って思ってたんだよね。
そういえばちょうど、生活が新しく動き出したタイミングでもあって。
高層&内玄関の対策もテニスラケット型の装備も全部飛び越えて、わざわざこのタイミングで我が家に遊びに来た彼。
偶然って言われたらそれまでだけど、私にはやっぱり「その調子で進みなよ」って背中を押されたみたいに思えて、なんだか嬉しい夜(と朝)でした!!
